まだ起死回生の一手を探してる

酸いも甘いも十把一絡げ

躊躇いつつ引き寄せてくれた君を失う覚悟がまだできない

7ヶ月ぶりに前の職場の人と会いました。
忘年会の二次会に合流、という形。

楽しみな気持ちは当然あって、退職の挨拶できなかった人がくるかもとかワクワクしないわけはなくて。
それでも、辞めないでと言われたのに私は逃げたので。せっかくの縁や関係性を自分から切ってしまったので……応援してくれた人たちを最低の形で裏切った。辞める二日前までほとんど誰にも言わなかったんですよね。

会ってるときはそこまでなにも思ってなかったんだけど、今、本当にいろんなことを思って涙が出る。

結果的に、すごく楽しかった。
会った瞬間 手を振るひと、こちらに向かって手を広げるひと、それをにこやかに見る彼らの先輩が三人。
私もバカみたいに手を振ってぴょんぴょん跳ねて、胸に飛び込む。もう、この時点で救われたんだと思う。
実のない話をして笑ってお酒飲んでたんだけど、みんな心配してくれてたんだなって。
あと、辞める前に一生懸命作った 好きな人たちに人に火の粉がかからないための秘密兵器が役に立ってたらしくて嘘でも私は幸せだ。

辞めるときに挨拶できなかったことちゃんと謝れた。
お礼も言えた。あの時、あなたのおかげで私は貿易の仕事を続ける勇気を取り戻したから今こうやってちゃんと幸せで、ちゃんと生きていますって、伝えられた。
私、眠れるようになりました。
私、酔えるようになりました
私、味がわかるようになって、ちゃんと幸せですと伝えられたのでしあわせ。
朝ちゃんが居てくれたから私はあきらめずに選んだし、朝ちゃんが言ってくれたから私は今背負い込まなくなった。
ありがたいなあって今でも思ってる。

帰り終電やばくない?とか言ってあわてて乗ったら、新快速で私の家は通り越してとなりの市だし、朝ちゃんの家にはたどり着かないし笑った。
二人でお城の周りを歩いて少し話してタクシーに私を押し込んだ時に私の頭をそっとなでる、そういうところだぞ。
ハイパーかっこいいからゆるそう。

朝ちゃんには会えない可能性を考えて手紙書いてて、結果的に会えたけど渡したらLINEでお返事来て泣いた。

辞めるときに朝ちゃんの部署には菓子折りと(出張者が多いから)手紙書いてたんですよね。
さみしいけど、みんなと縁は切れないと思ってます。なにかあっても、なくても、繋がるはずだし、繋げる。
って書いたら本当に繋がったし、私は「ここだよって手を伸ばす」ことができた。
ここだよ、私はあなたたちとまだ一緒に笑いたいよと言えたのほんとに尊いことだと思う。すき。


こうやって私はたくさんの人たちにまっすぐ立てるようにしてもらってるんだなあと今更痛感する。
私の好きな人たちも私を好いてくれてたらいいのにな、なんて、欲張りだなあ。
別れたばかりなのにもう会いたいなんて重症でしょう?