まだ起死回生の一手を探してる

酸いも甘いも十把一絡げ

迷っていたいだけでした お別れ言わせて

あまりにも久しぶりにブログを書くのでどういうテンションで書いていたのかもはやわからないので、素のテンションで書きます。

 

お久しぶりです、三月ですこんにちは。

なんで書こうかと思ったのかというと自分で自分のことが分からなくなったからです。

えへへ。

 

私には1年半ほど前からお付き合いしている方がいて、その人のことはずっとあこがれる対象で、学生さんのころからいろんな悩みを話し合ったり、私がしんどい時に本人は意図していないところでたくさん助けてもらっていて。

それを当人は「たまたまだし、それは何を言うかじゃなく誰が言うかじゃないの?」って言っちゃうような冷静というかドライというかそんな人なんですよね。

まあ、人となりはどうでもいいんだ、今のところ。

 

私たちは付き合ってすぐに、この至極不愉快な疫病が流行した。正確には発生してからひと月 疫病なんて私たちには関係ないんじゃない?と日本人のほとんどが高をくくっていたそんなころ。とはいえ、私たちとしては普段からあまり連絡を取り合わない(主に向こうがあんまり送ってこないし、見ない)。

そのうえ、相手はコロナウイルスに罹患することを忌避したほうがいいタイプの職種だった。私はすごく考えた。考えた結果「私が、万が一にもうつすようなことがあれば、私は自分自身が許せず生きていくことができない」と、思った。

幸い向こうは筆不精、話せば会いたいと思ってしまうだろうが、運がいいことに当時働いていた会社で私は死ぬほどのストレスと仕事量で忙殺されていたので都合よく棚上げした。向こうから連絡してこないことへの焦燥とか相手の気持ちとか全部棚上げした。

そして、なんとなく落ち着いてきて、世の中はオリンピックとかいう呪われた祝祭に向けて(良くも悪くも)熱狂している。そんな今日この頃。

 

ある日、もう好きになってからのほうが長い大好きなバンドの曲を聴いていたらタイトルの一文が刺さってしまって、改めて読んで聞いたらちゃんとしないといけないと思ったんだよね。

(引用)

迷っていたいだけでした お別れ言わせて

毎度おなじみの理由で また延長

臆病な私に必要だったのは

小さな勇気じゃなくて 本当の恐怖 ほら朝が来る

morning glow

morning glow

(引用終了/BUMP OF CHICKEN ,morning glow)

 

相手の人は好きとか元々あまり言わないし、言わせてくれない(言う)。お酒飲みませんか?って言ったらうちに来るけど、特に何があるわけでも好きなのか嫌いなのか どうでもいいのかわからない。会えば何かわかると思っていた。なにかわかる。なにかかわる。

でもそうじゃなかったんだよね。な~~~~んにもわかんなかったの、これが。笑っちゃうよね。

 

私は、相手の人に対してずっと憧れていた。尊敬していたし、信仰か?って聞かれることすらあるほどだった。

私の「好き」は幾分かマイノリティーで、好きな人と私が一緒にいることを求めていない。なんでかというと私は自分のことを全く評価していないから。ただそれだけ。

自分の大切な人間になぜこんなものをあてがわなくてはならないのかという考え。この考えを高慢だと思う心もちゃんと持ち合わせているよ、何様のつもりだというのか。それでも私より8歳も若くて、健やかで、前を向いているその青年に私はふさわしくないと当時何度も断った。どんな理由も私を見据えて却下して、恐怖を感じた。相手にではなくいつか訪れる別れだとか私が傷つけてしまう未来だとかそういう要素に。始まる前から終わることに怯えていた。

そんな私が、今むこうの真意が聞きたくて連絡してる。まあ既読になるのはおそらくだいぶ先なんだけど。

 

ただね、どんな答えが返ってくれば私は幸せなのかを考えていたんだけど、それがわからないんだよね。

今までの私なら相手がどう思っているかなんて関係がなかった。「私があなたのことを好きだと思っている」というその事実だけで生きていける人間だった。どこからか湧いてきた執着に支配されつつある自分が少し怖いなって今、思っている。

私のことを変わらず好いていることを喜んでいいのかわからない、それは外れくじだよ。でも私はただ君が目の前にいるというだけで幸せだからうれしい。

私のことをそういう目ではもう見れないんだというなら、それはとても悲しいと思う。それでも嫌われたわけでないのなら十分だ。

嫌いを含めなかったのは嫌いな人間にあの人が時間を使うとは思わなかったから。非情なくらいにドライなところがある。

私がどうしたいのかは、まだわからないんだよね。今のところは君がそこにいるということに対して私は幸せだと思っていて、関係性がどうあることが私にとって君にとっていいことなのかわからない。

 

どんな答えも怖いよ。それを認めるのに2000字も使ったけど、都合のいい時に電話をもらってちゃんと聞きます。

それでも18年の秋に言ってもらった「ちゃんといますよ」って言葉だけは私にとって本当だと思うから。

なんだか出会ってからずっと泣かされてるんだよなあ。

ここまで書いて前言撤回していいですか。ずっと一緒にいられたらいいなっておもってる。ずっとお互いがお互いを好きでいられたらいいなって。おもってるよ。だって誰よりも好きだ。

私の選んだほうが正解かはわからないから、正解にできる生き方をするし、間違ってたなってわかったら私はまた選び直したいなっておもう。

 

それでは、おやすみなさい。

誰にとっても夜が優しいものであればいいのにね。

 

20210720

三月