まだ起死回生の一手を探してる

酸いも甘いも十把一絡げ

努力に裏打ちされた美しい魔法

週四会えて木曜日は死んでも良いほどのしあわせをもらった。
しあわせだ。
なんにも知らないくせに。なんでそんな私が一生忘れられないような言葉を脈絡もなく手渡すように言ったの?
そうじゃないんだよなあ~~~~~っていうのは本心だけど、全くそうじゃないわけじゃなくて私は言葉が継げなかった。なんにも知らないくせに。絶対おしえないけど。
油断したら涙が落ちるんじゃないかと思った。なんでこんなに負けず嫌いで泣いてるところなんか見られたくないと思うのに私はキミと居ると涙ぐむんだろう。
今まで一度もなかったことだけど、一瞬私を呼んだ。私は呼ばれた。こころが跳ねた。私を呼んだのなら応えたいとおもった、でもなんで?なんで私をあのとき呼んだの?

呼ぶ、という感覚に実は私が呼んでるのかな?と思ってたんだけど、もしかしたら私が呼んでるのに呼応した人に気付けるだけなのかな。でも、本が呼ぶのは説明がつかなくない?

死んでも良いと思った。10年前に決めた事を達成できないままでも死んでいいと思えるくらいに私には大きかった。
死なないけど。子供可愛いし。
でも、本当に、本当に、もう、遺恨を水に流すことが彼のおかげでできたのかもしれないと思った。
だとしたら、そうでなくても、しあわせでいてほしいなと思ってしまう。
キミにとって何でなくても、私は幸せを願ってしまうんだと思う。どうしようもなく。

いい風が吹きますように。良いことも悪いこともキミの上に降り注ぎますように。
呼ばれればなにもかもおいてすっ飛んでいくから。ちゃんと。それだけのものをキミはくれたじゃない?認めてくれないけど。

これが恋ならわかりやすくて良かった。恋とかではない暑苦しい思い執着。宗教のほうが幾分か正しいのだとおもう。