まだ起死回生の一手を探してる

酸いも甘いも十把一絡げ

昨夜の話。思い出とは?

書評が、下書きにたくさん溜まってます。

ついついネタバレしようとしちゃって……(笑)

 

思い出ってなんなんだろうって話を夜中にしていました。

こういう話好き。哲学ですよね。

なんなんだろうと言うと漠然としすぎてるんだけど、いやな思い出とか濁って沈んだ気持ちって消えない。

もちろん同様によい思い出もいつまでもきらきらすることはする。

ただ、そういう思い出ってなんで存在するのかしら。今日はそんなお話をしましょう。

 

前振り長かった~(笑)

これを読んでるあなたは、いい思い出は存在したらいいじゃん幸せじゃんって思いますか?

確かにいい思い出は、宝物なんですよね。

何度も取り出して眺めてる間に手垢が付いたり磨かれたりしてしまう気がして。

そのときに嬉しいとか幸せとか思ったことの価値が損なわれるわけではないんですけど。

だから思い出が美しすぎて前を見るのがしんどいのかもしれないな、なんて。

 

だけど、思い出っていいものばかりではなくて、悔やんだり、恨んだり、憎んだり……etcetera,etcetera......

そういうものだけ消すことが出来たらいいのにって思った事もありました。

でも、消しても私がしたことも他人がしたことも消せないから、それを消化なり昇華して生きていくしかなくって。

嫌な思い出もいい思い出もないと、きっとちゃんと前を向けないんだろうなってわかってる。

同じことを繰り返さないようにだったり反省が出来なくなるってことだから。

それでも消したい過去はあるけど。でも、それも含めて私を作っているから。しかたがないね。諦めてね。

 

例えば消したい大嫌いな自分自身を変えてきたのは、変えていくのはその自分なので、未来で褒めれたらいいと思うの。大丈夫、まだ過程だよ。

過去も未来も自分が作るんだから仕方がない。だって人間一回目だし。うまくやれないんだもん。ね?

でも、前は向けるよ。息を、すって吐いてまた吸う。空気をも味方にする。

思い出は思い出で住み分けて、そっちばっか向いてちゃだめだよ。

 

最近逃げてもいいとよく言われるけど、逃げる方が怖いような気もする。

逃げて逃げて、逃げたところには一体なにがあるか、何かあったり、何もないだけだったらいいけど、たぶんそこは本物の終点か、空虚が待ってるんだと思うな…。

 

私は逃げることは悪いことじゃないけど逃げるよりは挑んでいきたい。いつだって挑戦者でいたい。

そして悩んでる君のことを私は過去も未来も併せて愛おしいと思っているよと、取り留めもなく思った夜でした。